「20代でマンションを買うなんて、まだ早いのではないか?」そう考えて躊躇している方も多いかもしれません。しかし、20代という若さでマイホームを持つことには、資産形成を早く始められるという大きな利点があり、さらには賃貸よりも経済的になる場合があります。
一方で、20代は結婚や出産、転職といったライフイベントが集中する時期でもあり、慎重な検討が欠かせません。本記事では、20代でマンションを購入するメリット・デメリットや、後悔しないための物件選びのポイントをプロの視点で徹底解説します。
20代でマンション購入はできる?


結論として、20代でも住宅ローンを組んでマンションを購入することは十分に可能です。多くの金融機関では、住宅ローンは20歳以上であれば申し込みができ、その他の条件が整っていれば20代でも審査を通過できます。特に正社員として一定の収入がある場合や、勤続年数が長いほど評価されやすい傾向です。安定した収入があり返済能力が認められれば、20代でもマンションを購入できるでしょう。
ただし、審査においては年収や勤続年数、雇用形態、職種などが重視されるため、転職直後では不利になる可能性もあります。20代は一般的に年収が上がりきっていない段階であるため、借入限度額が希望に届かない可能性も考慮しておきましょう。
※住宅ローンは、制度上は18歳から審査対象となります。ただし、実際には安定した収入や勤続状況などが重視されるため、年齢だけで判断されるわけではありません。


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20代でマンション購入している人の割合
20代でマンションを購入することは、決して珍しいことではありません。国土交通省が発表した「令和6年度住宅市場動向調査報告書」に基づき、住宅の種類ごとの購入者の割合をまとめました。
| 住宅の種類 | 30代未満の割合 |
|---|---|
| 注文住宅(新築) | 13.2% |
| 分譲マンション | 6.5% |
| 中古マンション | 5% |
| 分譲戸建住宅 | 14.3% |
| 中古戸建住宅 | 7.7% |
データを見ると、新築の注文住宅・分譲住宅ともに1割以上の人が30代未満でマンションを購入しています。特に長期的に居住できる新築住宅は、物件種別問わず30代未満に人気です。「周りにまだ買った人がいないから」と不安に思う必要はなく、計画的に購入を進めている同世代は一定数存在します。


20代のマンション購入資金と年収の目安


20代は今後の昇給やキャリアアップによって年収が変化していく可能性が高い年代です。そのため、将来を見据えた資金計画を前提に住まいを検討される方が多くいらっしゃいます。
一般的にマンション購入の目安は「年収倍率5〜7倍程度」とされていますが、年齢の若さと低金利が続く背景を踏まえ、将来を見据えた資金計画のもとで年収の8~10倍程度の物件価格を選択されるケースが増えています。
住宅購入では返済計画を重視し、今後の収入の増減を含めて総合的に判断することが大切です。
20代でマンション購入するメリット
20代でマンションを購入することには、若さを活かした多くのメリットがあります。
20代でマンション購入するメリット
- 住宅ローンを早い段階で返済できる
- 月々の返済負担を抑えられる
- 若いうちに資産を形成できる
- 賃貸よりも設備のグレードが高い場合がある
住宅ローンを早い段階で返済できる
20代でマンションを購入する最大のメリットは、住宅ローンの完済年齢を大幅に早められることです。一般的に住宅ローンの返済期間は35年が標準となるため、25歳で借りれば60歳前後、さらに20代前半であれば50代のうちに完済することも可能です。定年退職前に返済を終えられれば、老後の住居費負担が管理費や修繕積立金のみとなり、年金生活における経済的なゆとりが格段に増します。
また、若いうちは健康状態が良好なため、団体信用生命保険へ加入しやすい点も安心材料です。万が一の病気や事故に備えながら住まいを持てることは、長期的な安心感につながります。
月々の返済負担を抑えられる
マンションを20代で購入すると、返済期間を長く設定できるため、毎月の返済額を無理のない水準に抑えやすくなります。賃貸の家賃と同程度、あるいはそれより安い金額でマンションに住めるケースも多く、住まいの質を維持しながら資産形成が進められる点が魅力です。
また、キャリアアップに伴い収入が増えることを見込める時期でもあるため、返済計画に余裕が持てます。現在の家計に負担がない返済額を設定しておけば、将来的に趣味や教育費、投資に回せる資金を確保することにもつながり、生活の自由度を高めてくれます。
若いうちに資産を形成できる
20代でマンションを購入する最大のメリットは、住みながら資産を形成できる点にあります。賃貸住宅に住み続ける場合、毎月の家賃を支払っても資産は残りません。しかし、マンションを購入すれば、払い続けたお金が自分の資産として積み上がります。
購入したマンションは将来的に売却したり、賃貸に出したりと、さまざまな選択肢を持つことが可能です。また、20代のうちから返済を始めれば、ローン残高が減るペースも早く、30代・40代のライフイベントの頃にはより安定した状況をつくれるでしょう。このように、早い段階で自分の資産をつくれることは、将来の備えとしても非常に大きな強みとなります。
賃貸よりも設備のグレードが高い場合がある
分譲マンションは賃貸と比べて、建物性能や設備のグレードが高いケースが多く見られます。例えば、防音性や断熱性、耐震性など、生活の快適性を左右する性能が標準仕様として高水準になっていることが一般的です。
さらに、宅配ボックスやモニター付きインターホン、場合によっては床暖房など、日々の暮らしを便利にする設備が備わっているマンションも少なくありません。オートロックや防犯カメラといったセキュリティ体制も整っています。こうした環境で20代のうちから暮らせることは、生活の質の向上につながり、在宅時間が快適なものとなるでしょう。
20代でマンション購入するデメリット
20代でのマンション購入は、メリットが多い一方で若年層ならではの注意点やデメリットも存在します。
20代でマンション購入するデメリット
- ライフスタイルの変化に対応しにくい
- 借入可能額が低い傾向にある
- 転勤や転居がしにくくなる
ライフスタイルの変化に対応しにくい
20代は結婚や出産、転職など、人生の大きな転換点が訪れやすい時期です。例えば転職して勤務地が変わった場合でも、マンションを購入すると、賃貸のように「来月引っ越す」といった身軽な動きは難しくなります。また、購入時にはベストな間取りだったとしても、家族が増えたり働き方が変わったりすることで、住宅に求める条件が変化して不便を感じる可能性もあります。
売却や住み替えには手続きや仲介手数料などのコストが伴うため、将来の変化をどこまで予測し、柔軟性を持たせた物件選びができるかが非常に重要です。
借入可能額が低い傾向にある
収入や勤続年数が成長段階にある20代では、住宅ローンの借入可能額が低めに設定されやすい傾向です。その結果、希望するエリアや物件の広さ、築年数などの条件を妥協しなければならない場合もあります。
また、無理な借入をすると、生活費が圧迫されたり貯蓄ができなくなったりするリスクが高まります。特に、給与の増加が見込めない働き方の場合には注意が必要です。住宅購入は長期的な資金計画が必要になるため、今後のキャリア形成や収支状況を踏まえ、慎重な資金計画を立てることが大切です。
転勤や転居がしにくくなる
マンションを購入することで、転勤や転職による引っ越しが難しくなる点もデメリットです。遠方への転勤が決まった場合は、空き家にしてローンを払い続けるか、売却・賃貸を検討しなければなりません。しかし、タイミングよく買い手や借り手が見つかるとは限らず、新居の家賃と住宅ローンの「二重払い」が発生するリスクもあります。
特に、勤務先の異動サイクルが激しい職種の方や、キャリアアップのために拠点を変える可能性がある方は、物件の「貸しやすさ・売りやすさ」をよりシビアに見極める必要があります。
20代でマンション購入するのに向いている人・向いていない人


20代でのマンション購入は、個々のキャリア観や価値観によって正解が分かれます。ご自身が以下のどちらのタイプに近いか、客観的に判断してみましょう。
20代でマンション購入するのに向いている人
20代でマンションの購入に向いているのは、勤務地や収入が安定しており、今後も同じ地域に長く住む予定がある人です。すでに結婚している、あるいはパートナーとの将来設計が具体的に見えている場合も、住居費を早めに固定するメリットが大きくなります。
何より「家賃を払い続けるのがもったいない」と感じ、若いうちから資産形成を意識して、老後の安心を早めに手に入れたいと考える計画的なタイプの方にとって、20代でのマンション購入は最良の選択肢のひとつとなるでしょう。
20代でマンション購入するのに向いていない人
20代でマンションの購入が向いていないのは、転勤や転職の可能性が高く、住む場所が変わりやすい人です。仕事の状況次第で短期的に居住地を変更する必要がある場合は、所有する住まいが負担になることがあります。
また、将来のライフスタイルが明確に描けず、結婚や家族構成の変化などにより数年以内に住み替える可能性がある人も慎重に判断する必要があります。さらに、収入が不安定だったり貯蓄に余裕がない状況だったりすれば、購入後の返済負担が家計を圧迫する恐れがあります。まずは、賃貸で柔軟性を持った生活を選ぶ方が安心です。
20代でマンション購入に失敗しないためのコツ


20代でマンション購入を成功させるには、物件選びや資金計画にポイントがあります。ここでは失敗を防ぐために押さえておきたい4つのポイントを紹介します。
20代でマンション購入に失敗しないためのコツ
- 資産価値が下がりにくい物件を選ぶ
- 住み替えの可能性を考慮する
- 控除や軽減措置の活用を検討する
- 信頼できる不動産会社を選ぶ
資産価値が下がりにくい物件を選ぶ
20代でマンションを買うなら「自分が住みたい家」であると同時に「他人が住みたい家」であることを重視しましょう。ニーズが高いマンションであれば、将来的に売却や賃貸に出しやすくなります。
駅からの距離が近いことや、生活利便施設が整っていること、需要が高い地域にあることなどが大切なポイントです。特に都心へのアクセスが良い立地や人気学区の周辺は、資産価値が落ちにくい傾向があります。デザインや価格だけで判断せず、市場で評価されやすい条件を押さえて選ぶことが、マンション購入後に後悔しないための大きなコツです。


住み替えの可能性を考慮する
20代はライフスタイルが変わりやすいため、住み替えを前提として物件を選ぶことが大切です。転勤や結婚・出産によって家族構成が変わった際に、売却または賃貸に出しやすい物件であるかを確認しましょう。
間取りは、1LDK〜3LDKなど幅広い層に需要があるタイプがおすすめです。また、賃貸需要が高いエリアであれば、引越しが必要になったときに資産として活用する選択肢が増えます。購入時から出口戦略を考えておくことで、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるでしょう。
控除や軽減措置の活用を検討する
マンションの購入時には、住宅ローン控除や固定資産税の軽減措置など、さまざまな優遇制度を利用できる場合があります。例えば、住宅ローン控除は所得税や住民税が戻ってくる制度で、10年以上の返済期間を設定すれば大きな節税効果が期待できます。つまり、マンションの購入負担を大きく抑えられるのです。
ただし、これらの制度を利用するには条件があります。知らずに損をするのを避けるためにも、マンションの購入前に適用条件や期間を確認し、購入時期や借入額を調整することが必要です。
信頼できる不動産会社を選ぶ
初めてのマンション購入では、不動産会社から得られる情報が、購入後の満足度を大きく左右します。メリットばかりを強調する会社よりも、将来のリスクやデメリットを正直に説明してくれる担当者を選ぶことが重要です。
また、複数の会社に相談して提案内容を比較しましょう。さらに、購入後の暮らしや住み替えまで見据えてアドバイスしてくれる担当者に出会えれば、より安心です。自分の不安に対して誠実に、かつ専門的な知見を持って応えてくれる担当者を探すことが、20代のマンション購入を成功させる一番の近道です。
20代でマンション購入を成功させよう
20代でマンションを購入することは大きな決断です。しかし、早期返済や資産形成に有利であり、住環境の質を高めながら将来の生活設計にプラスの影響を与える選択となる可能性があります。
ただし、20代の場合は特に、ライフスタイルの変化や資金計画には注意が必要です。信頼できる不動産会社を見つけ、資産性が高い物件を選ぶことで、マンションの購入を成功させられるでしょう。
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