固定資産税の納付は、これまで金融機関やコンビニで支払うのが一般的でした。しかし、近年はデジタル化が進化したことで、スマホ決済サービス『PayPay』を使い、自宅にいながら簡単に納税できるようになりました。
ただし、自治体によって対応状況が異なるほか、ポイント付与や支払い方法にはいくつかの注意点があります。本記事では、固定資産税をPayPayで支払うメリットや注意点、具体的な支払い手順まで分かりやすく解説します。
フジ犬くん固定資産税をPayPayで支払うことについて網羅的に解説!
固定資産税はPayPayで支払える?


固定資産税は、PayPayの「請求書払い」に対応している自治体であれば支払うことが可能です。納付書に印字されたQRコードやバーコードをPayPayアプリで読み取るだけで支払えるため、わざわざコンビニや金融機関に行く必要がありません。
ただし、すべての自治体がPayPayの請求書払いに対応しているわけではない点には注意が必要です。また、原則として固定資産税の支払いではPayPayポイントが付与されないこと、さらに1回あたりの支払い上限額が設定されていることなど、事前に把握しておくべき制約もいくつか存在します。メリットや注意点について、次章から深く掘り下げて解説していきます。



岡崎市の公式サイトでは、固定資産税をPayPayで納付できると記載があります!



支払い対応の可否は各自治体の公式サイトでチェックしよう!
固定資産税をPayPayで支払うメリット
固定資産税をPayPayで支払うことには、現金払いや口座振替にはない独自のメリットが数多く存在します。主なメリットは以下の5点です。
固定資産税をPayPayで支払うメリット
- スマホだけで支払いが完結する
- 納付書の紛失リスクがない
- 事前手続きが必要ない
- 決済手数料がかからない
- PayPayステップにカウントされる
スマホだけで支払いが完結する
PayPayの請求書払いを使えば、納付書に印字されたQRコードやバーコードをスマホで読み取るだけで支払いが完了します。役所や金融機関、コンビニに足を運ぶ必要がなく、移動時間や待ち時間が発生しない点は大きなメリットです。
また、24時間いつでも支払いができるため、仕事や家事で忙しい人でも自分の都合に合わせて納税できます。夜間や休日でも手続きできるので、納期限直前でも慌てず対応できる点も魅力です。スマートフォンひとつで納税が完結するため、忙しい現代の生活スタイルに合った支払い方法といえるでしょう。
納付書の紛失リスクがない
PayPayで固定資産税を支払うと、支払い履歴がアプリ内に残るため「何月分を支払ったのか覚えていない」「控えをなくしてしまった」といったトラブルを防ぎやすくなります。
紙の領収控えを保管しておく必要がなく、過去の支払い履歴もアプリから簡単に確認できます。特に引っ越しや書類整理の際には、紙の納付書や領収証を紛失してしまうケースも少なくありません。PayPayを利用すれば、スマートフォンで納税履歴を管理できるため、書類の管理負担を軽減できるという安心感があります。
事前手続きが必要ない
PayPayの請求書払いは、他のキャッシュレス決済と比べて基本的に事前申請が不要というメリットがあります。クレジットカード納付や口座振替の場合、事前に申込書を提出したり登録手続きを行ったりする必要があります。しかし、PayPayの請求書払いは、基本的に事前申請が不要です。対応している自治体の納付書が手元にあれば、PayPayアプリを開いてその場ですぐ支払えます。
口座登録や申し込み期限を気にする必要がないため「申請を忘れてしまった」「期限を過ぎてしまった」という心配がありません。思い立ったタイミングで簡単に納税できる手軽さは、PayPay払いならではの大きなメリットです。
決済手数料がかからない
PayPayの請求書払いを利用して固定資産税を支払う場合、原則として決済手数料はかかりません。
実は、固定資産税をクレジットカードで支払う場合、多くの自治体で「システム利用料」として、支払額の数%の手数料が発生します。
しかしPayPayの請求書払いなら、現金払いと同様に、納付書に記載された固定資産税額そのままで納税できます。余計なコストをかけずに納税できる点は、長期的な目で見ると大きなメリットです。コスト意識の高い人にとって、PayPayの請求書払いは非常に合理的な選択肢といえます。
PayPayステップにカウントされる
固定資産税をPayPayの請求書払いで支払うと、支払い金額は『PayPayステップ』の達成条件である決済回数や利用実績にカウントされます。
PayPayステップとは、前月の利用状況に応じて翌月のポイント付与率が決まる仕組みのことです。税金の支払い自体にはポイントが付与されないものの、税金納付の実績によって翌月の買い物の還元率がアップすれば、実質的にお得に納税できたことと同じ効果が得られます。
固定資産税は大きな金額になることが多いため、PayPayステップの「月間10万円以上の利用」という高いハードルをクリアする大きな助けとなります。PayPayの請求書払いで固定資産税を納付することは、日常の支払いをPayPayに集約している人にとっては、特に大きなメリットです。
固定資産税をPayPayで支払う際の注意点


PayPayでの納税は、事前に知っておかないと「支払いができない」「二重に払ってしまった」といったトラブルに繋がる可能性もあります。利用前に、以下の注意点を必ず確認しておきましょう。
固定資産税をPayPayで支払う際の注意点
- すべての自治体が対応しているわけではない
- 事前に本人確認の手続きが必要になる
- 支払い方法はPayPayマネーかPayPayクレジットのみに限られる
- 30万円を超える決済ができない
- 領収証を発行できない
- 二重支払いの可能性がある
- 事前に口座振替の停止手続きが必要になる


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すべての自治体が対応しているわけではない
PayPayの請求書払いは全国共通の制度ではなく、対応状況は自治体ごとに異なります。同じ都道府県内であっても、市区町村で対応状況が異なるケースは珍しくありません。また、以前は対応していなかった自治体が今年から対応を開始したり、逆に納付方法の変更により中止されたりすることもあります。
まずは、手元の納付書にPayPay対応のバーコードやQRコードがあるかを確認しましょう。対応状況は、自治体の公式サイトでも事前に調べておくと安心です。対応していない場合はPayPayでは支払えないため、コンビニ払いや口座振替など別の方法を利用する必要があります。
事前に本人確認の手続きが必要になる
固定資産税をPayPayで支払う場合、利用できるPayPay残高は『PayPayマネー』に限られます。
PayPayマネーを利用するためには、運転免許証やマイナンバーカードなどを使った本人確認手続きが必須となります。本人確認が完了していない場合、PayPay残高があっても支払いに利用できないため、注意が必要です。また、本人確認の審査には数日かかることもあります。納付期限の直前に慌てないよう、早めにアプリの設定や本人確認を済ませておきましょう。
支払い方法はPayPayマネーかPayPayクレジットのみに限られる
固定資産税の請求書払いでは、PayPay残高の中でも『PayPayマネー』または『PayPayクレジット』のみが利用できます。キャンペーンなどで貯まった『PayPayポイント』や、本人確認前にチャージした 『PayPayマネーライト』は、原則として請求書払いには充当できない点には注意が必要です。
残高が不足している場合は銀行口座からチャージするなど、事前に準備をしておく必要があります。支払い方法を理解していないと、いざ納税しようとした際に決済できないといったトラブルが発生してしまいます。スムーズに納税するためにも、事前に利用可能な残高の種類を確認しておきましょう。
30万円を超える決済ができない
PayPayの請求書払いには、1回あたり30万円までという決済上限が設定されています。そのため、固定資産税の税額が30万円を超える場合は、PayPayで一括支払いができません。この場合は期別納付ごとに支払うか、金融機関や口座振替など別の支払い方法を選ぶ必要があります。
土地や住宅を複数所有している場合は税額が高額になることもあるため、PayPayが使える範囲内かどうかをチェックしておきましょう。
領収証を発行できない
PayPayで固定資産税を支払った場合、紙の領収証は発行されません。支払いの証明は、PayPayアプリ内に表示される取引履歴が代わりとなります。
個人の家計管理であれば、納付額は取引履歴で確認できれば問題ありません。しかし、個人事業主の経費精算や住宅ローンの借り換えなど「紙の領収証」の提出が必要な場合には注意が必要です。紙の領収証が必要な場合は、コンビニや銀行窓口での現金払いを選択する必要があります。ご自身の状況や用途に合わせて、最適な支払い方法を選びましょう。
二重支払いの可能性がある
現在、固定資産税を口座振替で納付している人が、そのままの状態でPayPayの請求書払いを行ってしまうと、二重支払いになるリスクがあります。一度納めた税金を返金してもらうには、自治体への申請手続きが必要になり、時間や手間がかかります。このようなトラブルを防ぐためにも、現在の納付方法を事前に確認することが大切です。
特に家族が納税手続きを行っている場合などは、支払い方法が重複していないかしっかり確認しておきましょう。
事前に口座振替の停止手続きが必要になる
すでに固定資産税を口座振替で支払っている場合、PayPayの請求書払いに切り替えるには、事前に口座振替の停止手続きを行う必要があります。
停止の手続きは、役所の窓口や郵送、自治体によってはオンラインでも可能です。ただし、停止申請が受理されてから反映されるまでには一定の期間を要します。「次期分からPayPayで払おう」と思っても、停止申請のタイミングが遅れると振替が実行されてしまうため注意が必要です。PayPay払いへの切り替えを検討しているなら、スケジュールに余裕を持って自治体の税務課などへ問い合わせ、停止手続きを済ませておきましょう。
固定資産税をPayPayで支払う手順
固定資産税をPayPayで支払う手順はそれほど難しくありません。基本的には次の流れで手続きを行います。
固定資産税をPayPayで支払う手順
- 自治体がPayPayの請求書払いに対応しているか確認する
- PayPayアプリをインストールし、本人確認を完了させる
- 支払いに使うPayPayマネー残高をチャージする(必要に応じて)
- PayPayアプリの「請求書払い」を選択する
- 納付書に印字されたQRコードまたはバーコードを読み取る
- 支払金額・納付先を確認し、支払いを実行する
- アプリ内の取引履歴で支払い完了を確認する
このように、スマートフォンで納付書を読み取るだけで簡単に納税が完了します。金融機関やコンビニへ行く必要がないため、忙しい人でも自宅から手軽に固定資産税を支払えます。
ただし、前述の通り納税に利用できるのはPayPayマネーのみです。PayPayマネー残高をチャージする際には、種類がPayPayマネーになっているか必ず確認しましょう。
固定資産税のPayPay以外の支払い方法


固定資産税は、PayPay以外にもさまざまな方法で支払えます。代表的な方法としては、金融機関やコンビニでの現金払い、銀行口座から自動引き落としされる口座振替、ATMやインターネットバンキングを利用する『Pay-easy(ペイジー)』などがあります。また、自治体によってはクレジットカード払いや、他のスマホ決済アプリ、電子マネーでの支払いも可能です。
それぞれ手数料や利用条件が異なるため、自分の生活スタイルや家計管理に合った方法を選びましょう。支払い方法の詳細については別記事で解説しているので、あわせてご確認ください。


固定資産税はPayPayで支払える!自分に合った方法を選択しよう
固定資産税は、自治体が対応していればPayPayの請求書払いで支払えます。スマホ一台で完結する利便性や、PayPayステップの条件達成に貢献する点など、合理的なメリットが豊富です。一方で、自治体の対応状況や支払い上限、領収証の発行がない点など、いくつかの注意点もあります。自分の状況や目的に合わせて、最適な納税方法を選ぶことが大切です。
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