夏場の高温多湿、冬場の結露の発生は木材の耐久性を落とす大きな要因でもあります。そこで木造住宅を長持させる上で大事なのが「外壁通気工法」です。構造体の軸組と外壁材の間に通気層という空気が流れる層を作り、その最下部の換気口から空気を取り入れ、軒裏や棟換気から空気を排出する工法をいいます。さらに、部屋の通気性をアップさせるためにも小屋裏換気が重要です。屋根裏に小屋裏換気孔を2ヶ所設置することで、こもった空気を外に出し、外気を取り入れて小屋裏の空気が自然と循環できる設計を行います。

家の心配として「腐るリスク」と「シロアリの食害にあうリスク」があります。これらを防ぐために、フジケンでは特に腐りやすい土台・大引き・1階管柱・通し柱・1階床合板・1階端柄材といった主要部分の木材の土台から1mには薬剤処理を施しています。そういった処理を事前に施すことで耐久性・耐蟻性を高めています。またこの薬剤は人体への影響はなく、安心して暮らしていただけます。

土台の腐食を防ぎ、住まいの基礎をしっかり保ち続けるためには、床下の通気を良くすることが大切です。コンクリート基礎と家の土台の間に基礎パッキンで隙間を設け、空気の換気を行う「基礎パッキン工法」。コンクリートの湿気が直に木の土台に触れない優れた工法です。

強化プラスターボードとはボードの芯にガラス繊維などの燃えにくい素材を加えた耐火性能の高いボードです。フジケンではこの強化プラスターボードを1階の天井に使用しています。つまり1階で火災が発生しても、2階まで燃え広がる可能性が低くなるため安心です。強化プラスターボードの採用により、フジケンの家は省令準耐火建物に認定。火災保険料が最大半額に。