こんなふうに思っていませんか?
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ここに残念なデータがあります。住宅を建てた人のうち32%が「もう一度やり直したい」と考えているということ。よく“家は3回建てないと、思い通りのものができない”と言われますが、それにしても約3分の1もの人が後悔しているというのは、私たち住まいづくりに携わる者にとっては、大変ショックなことです。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか?それは、お客様と住宅会社側に大きなギャップがあり、そこを埋めるだけの努力が十分になされていないことに一つの原因があると、フジケンでは考えています。では、そのギャップとはどういうものなのでしょうか。
お客様が住宅を建てられる経験は、おそらく一生に一度か二度のことでしょう。一方住宅会社はというと、町の小さな工務店でも年に3棟くらい、フジケンでは約200棟を建築しています。それだけ頻度に差があれば、知識に差が出るのは当たり前。そこにギャップが生まれるのです。
ところがお客様が知らないことを埋める努力をせず、むしろそこにつけ込むような営業をする業者が存在します。たとえば「予算の落とし穴」でもご説明した坪単価の表し方。坪単価に定義や罰則が設けられていないのを良いことに、できるだけ坪単価を下げて安く見せる方法が、しばしば用いられます。
ガスも電気も引き込まれていない、建物だけの「本体価格」を、バルコニーやポーチまで含めた全施工面積で割れば、坪単価を安く見せかけることはできます。反対に同じ建物でも、インフラ整備をした上で、延床面積で割れば、坪単価はぐんと上がります。
そのからくりを知らず、安さに惹かれてやってきたお客様は、彼らが「オプション」と呼んでいる工事をしないことには人が住める家にはならないことを後で知り、「こんなはずではなかった」と、せっかくの家づくりを後悔の中で終わらせることになるのです。
このような現状を恥とし、良心的な営業活動を行っている住宅会社はたくさんあります。見分けるめやすとしては、やたらと契約を急がせる会社や、こちらの話を聞かずに自社の物件のアピールばかりする会社は断ること。
きちんとした会社は、お互いに納得した上で家づくりに取り組みたいと考えていますし、自分たちの都合で契約を急かせることもありません。お客様が十分に理解するまで説明することも絶対に嫌がらないはずですので、遠慮せずに質問をぶつけてみましょう。
質問をはぐらかさず、
依頼主のペースに合わせて進める会社なら安心
何十年と住み続けるための建物を建てるのが住宅会社の仕事。その会社が潰れてしまっては、住まい手様に多大なご迷惑と不安を与えてしまうことになります。そうならないために住宅会社に必要なのは、まず体力であると言えるでしょう。
いま日本では、人口の減少に伴って住宅供給数も減りつつあります。その中で年間棟数の少ない会社の倒産率が高く、年間50棟以上建てている会社は倒産しにくいというデータも出ています。棟数の多さは、それだけ多くの人に選ばれており、人気が高いということの証明にもなります。住宅会社を選ばれる上で、ぜひ心にとめておいてください。
住まいづくりをされるお客様の本音は、「良いものを安く手に入れたい」だと思います。しかしそれは、「安ければ何でも良い」ではないですよね。たとえば初期費用が多少必要でも、長い目で見てお得な提案であれば、受け入れたいと思う方も多いことでしょう。このような提案こそ、プロがするべき仕事だとフジケンでは考えています。
たとえばフジケンが近年力を入れているものに、耐震等級3、認定長期優良住宅があります。強くて丈夫な家をつくるのはもはや常識ですが、私たちがおすすめしているのは、長く快適に過ごせる住宅です。
耐震等級3、認定長期優良住宅とは①劣化対策、②維持管理・更新の容易性、③耐震性、④省エネ、⑤居住環境、⑥住戸面積、⑦維持保全計画の7つの基準を満たした国交省のおすみつき住宅です。初期費用は約20万円。それを高いととるか安いととるかはお客様次第ですが、私たちはこうした将来を見据えた提案に重きを置いています。
住まいに本当に必要なもの、必要でないものを
真摯に考えている会社を選びましょう
フジケンもそうですが、多くの住宅会社は「ただ買ってもらえれば良い」とは考えている訳ではありません。一部の強引な会社のために、ぐいぐい売り込まれると思われているのは残念なことですが、私たちはお客様に喜んでいただきたいですし、その家で幸せになっていただきたいので、押しつけはしていないつもりです。
お客様目線の会社は、お客様が質問しやすいように、いろいろと工夫を凝らしています。そうした会社のイベントやセミナー、見学会などがあれば、積極的に参加しましょう。フジケンでもハウジングサロンを設けて、住まいに関する情報が得られるようにしているほか、FPセミナー、住宅ローン相談会、土地探しセミナー、設計相談、モデルハウス見学など様々な催しを開いています。それらの催しは一家族様から開くことができますので、お気軽にお申し付けください。
一つの目安として、地域密着型の住宅会社を選ばれるのも良いと思います。地元の企業は、地域の人に嫌われてしまえばそこで活動していけないので、そうそう強引なことはできないからです。それに互いに地元に住んでいれば、一度くらいご縁がなくても、またどこかでご縁ができることも起こります。そのため、ごく自然に丁寧で親切な対応になるのです。フジケンを押し売りするつもりはありませんが(笑)、有効な選択肢だと思います。
フジケンのハウジングサロンでは、「まだ何も決めていないけれど、家づくりについて知りたい」という方、大歓迎です。私たちフジケンで知識を得て、他社で建てられてもそれはそれで構いません。私たちは地域の方に、「こんなはずではなかった」と後悔してほしくないのです。どうぞお気軽にハウジングサロンに遊びに来てください。
強引な会社はパス。
真剣に話を聞いてくれる会社は必ずあります。