マイホームを購入するということは、これからの暮らし方や働き方の方向性を決める大切な時間でもあります。そんな思いでマンションギャラリーに来られるお客様に、私たちがまずお伝えするのは「貴方の大切な人生に関わる機会をいただき、ありがとうございます」という感謝の気持ちです。「うちのマンションはこんな風に良いんですよ」とか、「うちで買ってくださるとこんなに良いことがありますよ」といった話よりも、まずは「お客様のこれからの人生にとって、何がベストな選択かをご一緒に考えていきましょう」というスタンスでご対応をさせていただきます。単に“物を売る”という考えでは、お客様の本当の思いや、求めていらっしゃることに近づくことはできません。じっくりとお客様のご要望を伺い、「住まい選びのパートナー」として、最良のご提案を導きだしたいとフジケンは考えます。
マイホームの購入は、一生で何度とない経験。マンションギャラリーに来られるお客様は、初めてマンションの購入をされる方が大半を占めています。だからこそ私たちは時間をかけて、何度もお客様と対話することを大切にしています。理想の住まいについて明確なイメージを持てずお困りのお客様に寄り添い、その想いを一つづつ整理して、最適なご提案をする。それが私たちのご提案する住まい選びの基本姿勢です。ご予算やプランに対するお客様の本音をお聞きしなければ、ベストなご提案はできません。私どもフジケンは、住まう方のニーズを的確に捉え、お客様の本当の思いを共有することが何よりも大切だと考えています。
私たちがお客様と時間をかけて話し合う、人生プランに関わる様々な事柄。それはどのようなものなのでしょうか。
マイホームを購入して、将来に向けて安定した基盤を築きたいと願っている方には、「できるだけ早い方が良い」とアドバイスします。住宅ローンは早く終わらせるのに越したことはないからです。「まずは、頭金が貯まってから・・・」という方もいらっしゃいますが、頭金を貯めるのにかかる年数と、その間払い続ける家賃のコストを考えれば、先に住まいを手に入れる方をおすすめします。
“買いたい時が買い時!”とは言っても、少しでも得をしたいのが本音。まずは、現状の金利や税制のメリットをしっかりと確認して価値ある決断をすることが大切です。
●今、住宅ローンは低金利時代
金利が上昇すればそれだけで数百万円の資金がムダに。今の低金利を利用すれば余裕のある返済計画が実現します。
●10年間で最大400万円も戻ってくる「住宅ローン減税」
所得税から所定の額を10年間控除するもので、確定申告をすれば「払いすぎ」となった税金が戻ってきます。
●最高30万円もらえる「すまい給付金」
消費税が8%でマイホームを購入する場合、最高30万円の現金が給付されます。
●消費税アップ前の今がチャンス!
消費税が10%に上昇した場合、マイホームの購入価格はもちろん、家具等の諸費用もすべて上昇します。
せっかくだから住まい選びに妥協したくない、という考えは当然です。しかしご購入の条件が上がれば、ご予算の負担も当然大きくなります。ご自身にとって本当に必要なプランを見極めるためにも、これからのライフスタイルについてしっかりとお考えいただくことを私どもはおすすめしています。お子様がみえるご家族なら、将来の家族構成や教育費の増加も想定しながら十分に話し合う時間を持っていただき、それでも譲れない条件があるのかをよく考えていただきます。住まいに対して求めるものが明確に分かってさえいれば、住まい選びはより納得いくものになるはずです。
趣味や旅行を楽しみたいと思った時に、家のローンがあるから諦めなくてはならないような生活は送りたくない。そうお考えの方には、少し視点を変えるようなご提案をさせていただく場合もあります。例えば、同じマンションの中でも高層階や角住戸は価格が高くなりがち。逆に低層階や中住戸なら、購入価格にゆとりが生まれます。予算的に少し無理をして購入しても、毎日の生活に“華”が無くなるのなら意味がありません。限りあるお金をどう使うかと考えたとき、プランに対して大きなこだわりが無いのなら、楽しい思い出をたくさん作った方が人生をより豊かに過ごせるかもしれません。要は無理をして高額な住まいを手に入れることが重要なのではなく、ご自身の価値観に合ったお金の使い方や住まいの選び方をすることが、何よりも大切だと私たちは考えます。
「病気や事故で家のローンが支払えなくなった時はどうなるのか」。万が一の事態を考えれば当然気になるところだと思います。そのためにあるのが団体信用生命保険(団信)です。団信に加入していれば、住宅ローンの債務者が死亡したときや高度障害状態になったときでも、住宅ローン残金分が金融機関に支払われ、住宅ローンを清算することができます。民間金融機関の多くは、この団信の加入を住宅ローン借入れの条件としており、保険料は銀行が負担します。
住宅購入の際に見直していただきたいのが、生命保険です。団信に加入していれば、万一のことがあった場合でも住宅ローンの返済が無くなるので、高額な保険に加入しなくても良いケースもあります。例えば5千万円の保険に入っておられる方が、3千万円のものに入りなおせば、月々の保険料は5千円~1万円程度下がるはずです。その差額を使って、さらに手厚い保証を備えた保険に加入すれば、将来の心配も減り、高い安心感を得られます。
※死亡・高度障害以外の疾病でも住宅ローンが免除となる保険の詳しい内容については、担当者までお尋ねください。近年話題になっている「人口減少時代の到来」や「空き家世帯数の増加」をみても分かるように、不動産は一昔前のように確実に資産として残るものとは言えなくなってきました。戸建建設のための土地の取引数は、ここ数年で激減し、土地の転売は非常に困難な時代になりました。せっかくマイホームを購入するのであれば少しでも有利な形で遺したいものですが、売れない土地を持っていても固定資産税の支払いが必要なだけで、次の世代に負の遺産(負動産)を残すだけになってしまいます。様々なケースがあるので一概には言えませんが、一般的には戸建よりはマンションの方が将来の資産性は高い傾向にあります。
不動産の価値を決定づける最重要ポイントは立地。大都市であればあるほど、立地の良さは直接資産性の高さに反映されます。郊外に建てられた戸建の場合、人口の減少によってスーパーや企業が撤退したり、小学校が統廃合されるなど、徐々に住みにくくなってきています。その点マンションは、駅前など利便性の高い立地を厳選して建設しているため、資産性を維持しやすい傾向にあります。また耐久性の面で比較しても、大半の戸建は木造建築のため、30年も経過すれば建物の資産価値はほぼゼロになってしまいます。一方、マンションは鉄筋コンクリート造のため耐久性が高く、管理会社が定期的に設備や外壁の修繕を行っているので、50年や100年後でも暮らせる物件も数多くあります。賃貸物件として貸し出す場合も、戸建よりもマンションの方がニーズが多いので、家賃収入を得やすい状況にあります。