1980年代後半に起きた“バブル経済”時の住宅ローンが何%だったかご存知ですか?現在では変動金利が0.5%という超低金利ですが、バプル絶頂期の変動金利は最高で8.5%という恐ろしい高金利。インフレを抑制するために日銀は公定歩合を高く設定していたため、銀行が貸し出す住宅ローンも当然高金利でした。ちなみに金利8.5%で3,000万円を35年返済(ボーナス払いなし)で借り入れた場合、月々返済は約22万4千円。総返済額は、なんと9,410万円。金利だけで6,400万円以上も支払う計算になります。
民間金融機関の住宅ローン金利推移
(出典:住宅金融支援機構)
マイホームは、人生の中で最も高額な買い物。だからこそ少しでもお得に購入できる制度を上手に活用しましょう。住宅購入の負担を軽減するための「住宅ローン減税」「すまい給付金」「贈与税の非課税措置」などの国の施策が、2019年6月まで利用できます。住宅購入を支援する代表的な3つの制度を使えば、消費税率引上げ後の負担増を減らすことができます。条件によっては、消費税が5%の時と大差ない程度まで負担増を抑えられることも可能です。
マネー計画は、買うためだけのものではありません。 その後の生活をゆとりあるものにするために、あえて4LDKをやめて3LDKにする、角部屋をやめて中部屋にするなども、立派なマネー計画の一つです。 そこで浮いたお金を教育費やレジャー費に充てれば、住宅以外の部分の夢をかなえることにもつながりますね。
また、住居としてしばらく利用した後、売却したり、人に貸したりする方もいらっしゃいます。 一戸建に比べて立地が良く、資産価値の下がりにくいマンションの特性を上手に利用した賢いやり方だと思います。 買うためだけのマネー計画ではなく、後々の人生プランを視野に入れておくことで、もっと柔軟な発想が浮かぶはず。 フジケンではファイナンシャルプランナーによるご相談も無料で行っておりますので、どうぞご利用ください。 賢くお金を使って、あなたの人生を豊かにする住まいを手に入れてくださいね!