工場で製作された板状の外壁材(何枚も釘やネジなどで留め付けて用いるもの)を総称して、サイディングといいます。
使用材料によって窯業系、金属系、木質系などに分類され、セメント質と繊維質を主な原料にしたものを窯業系といいます。防火性、施工性、意匠性に優れています。
金属系サイディングは断熱性や遮音性を配慮した複合パネル(アルミ、鉄、銅、ステンレスなどの金属の板を表面材にして、ポリウレタンなどの発泡樹脂で裏打ちした断熱性や防音性に優れたパネル)が大半です。
防水性、経済性に優れ、外壁仕上げ材として多く用いられています。
単体の金属板は、内部結露が生じやすいため冬季には注意が必要ですが、いずれも金属は吸湿性が低いので凍害に強い特徴があります。
スポンジで洗う 洗剤と水で洗い流す
コンクリートの床面にはウレタン防水とFRP防水の2種類があります。
一般にマンションのベランダの床を中心に使われていた「コンクリートの床の上に防水処理をしたバルコニー床」が、最近では戸建住宅でも使用されています。
防水方法を代表するものの1つが「ウレタン防水」と言われる、塗料状のウレタンゴムを刷毛やローラーなどで塗って防水層を形成し、これにより防水する方法です。
FRPは「Fiver Reinforced Plastics=強化ガラス繊維プラスチック」の略称で、ガラス繊維で補強されたプラスチック複合材料をさします。(ポリエステル樹脂+ガラス繊維など)
仕上がりの色はグレーで、叩くと力ンカンと硬い音がします。
ゴミを取り除く 雑巾で拭く